
日本の再生可能エネルギーによる発電電力量の見通し
出典)(国家戦略室, 2012):ゼロシナリオ(追加対策前)・15 シナリオより

世界の再生可能エネルギーによる発電電力量の見通し
出典)(IEA, 2012a)より
※再生可能エネルギー割合は水力発電を含む
再生可能エネルギーによる発電電力量(2011 年発電量)
太陽光発電、風力発電の発電量は過去 10 年間でそれぞれ約 10 倍、約 40 倍となり、設備容量とともに伸びを示している(。発電容量の成長率は風力発電で低下の傾向にあり、成長率が鈍化している。一方、太陽光発電では 2002 年の約 40%から 2008 年にかけて約 20%まで低下したが、2010 年に約 40%に回復している。
バイオマス、地熱は一定の割合を占めるが、過去 10 年間で大きな伸びは見られない。総発電量に占める再生可能エネルギー比率は 10%程度の水準を維持している。また、経済産業省は 2012 年度 7 月の固定価格買取制度開始後の再生可能エネルギー発電設備の認定状況を以下のように公表している(表 2-1)。これまでのところ、太陽光発電の伸びが顕著であり、2012 年度末時点で、2011 年度末比、住宅向けで約 25%、非住宅向け
で約 50%の伸びを示している。一方、風力発電、中小水力発電、バイオマス発電及び地熱発電の伸びは小さい。

日本の再生可能エネルギーによる発電電力量
出典)Renewables Information (IEA)の統計値より
※再生可能エネルギー割合は水力発電を含む
※2011 年発電量、割合はIEA推計値

世界の再生可能エネルギーによる発電電力量
出典)Renewables Information (IEA)の統計値
※再生可能エネルギーネ割合は水力発電を含む
※2011 年発電量、再生可能エネルギー割合は IEA 推計値